宇宙基礎編 ~ カムランド
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カムランド (KamLAND)はニュートリノの観測装置。カミオカンデの跡地につくられた。カミオカンデやスーパーカミオカンデとは違った検出方法により、より低いエネルギーのニュートリノを検出することができる(※)。KamLANDという名称はKamioka Liquid Scintillator Anti-Neutrino Detector (神岡液体シンチレータ反ニュートリノ検出器)の略である。宇宙由来のニュートリノ観測は勿論のことであるが、名称から推察できるように反ニュートリノ(正確には、反電子ニュートリノ)の検出を目的にしている。これは、地球内部において生じているであろう、核反応(核分裂反応)によって生じているニュートリノを観測することによって、地球の熱生成モデルを検証することが目的である。この目的を達成するために、「スーパーカミオカンデ」よりニュートリノが発するチェレンコフ光を検出する能力を高めたものである。具体的には、液体シンチレータと呼ばれる粘性のある物質を用いることによって、ニュートリノを捕まえやすくする等の工夫が用いられている。このような粘性のある物質を用いる例は少なく、検出感度及び精度を高められると期待されている。つまり、「スーパーカミオカンデ」と同等の能力を発揮すると考えられている。