宇宙基礎編 ~ VSOP計画
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VSOP計画(VLBI Space Observatory Programme)は宇宙科学研究所(現宇宙航空研究開発機構)・国立天文台が主導となり進められたスペースVLBI計画である。1997年2月12日に打ち上げられた人工衛星はるか(MUSES-B)を用いて、世界各国の電波望遠鏡とともに長大な基線を持つ干渉計(VLBI)を構成し、遠方の銀河やクェーサーの観測に成果をあげた。予定では4年間の運用であったが、7年間に渡り運用を行うことができた。2006年現在、次期計画であるVSOP-2計画が進められており、2012年ごろをめどに人工衛星を打ち上げることによって、より精密な観測を行う予定である。現在、VSOP-2計画では、より高い周波数の宇宙電波を捉える機器の開発や宇宙で展開する高利得アンテナの開発研究、偏波受信装置の開発研究が進められている。現在の課題は、これらのコンパクト化である。また、多くの大学や観測所にも参加して頂いたVSOP計画に続くため、多くの方々から期待が寄せられている。なお、VSOPは高級ブランデーの名称であるが、関係者は命名時の関与を否定している。